郵送がん検診のご案内
健康管理の一環として、郵送方法によるがん検診を年1回実施しています。
日頃お忙しい方や病院での受診に不安のある方でも、ご自宅にいながら気軽に受けられるシステムです。
下記の検査6項目の中から、ご希望の検査を申し込みできます。(複数申し込み可)
大腸がん
検査内容 | 便中のヘモグロビンとトランスフェリンを測定 |
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検査の目的 | 大腸がんの80%は肛門に続く直腸とその上のS状結腸にできます。肉眼ではわからない出血や、微量の血液も判定することができるため、大腸がんの早期発見につながります。また、がん化しやすいポリープの早期発見もできます。 |
罹患者が多い年齢 | 40歳代から増加傾向であり、好発年齢は50歳代~ |
胃がんリスク
検査内容 | 血液中のペプシノゲン値とピロリ菌抗体を測定 |
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検査の目的 |
ペプシノゲン値で胃がんの前がん症状である萎縮性胃炎の進行度を確認できます。 |
罹患者が多い年齢 | 40歳代から増加傾向であり、特に男性では、60歳代から急激に増加 |
※ ピロリ菌は、一般的には乳幼児期に感染することが多く、成人になってから感染する可能性は低いと言われています。そのため、当組合でのピロリ菌抗体検査を含む胃がんリスク検査は1回のみとなっています。過去にピロリ菌抗体検査を受診済みの方は、胃がん(ペプシノゲン)検査を受診してください。
胃がん(ペプシノゲン)
検査内容 | 血液中のペプシノゲン値を測定 |
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検査の目的 | 胃がんの前がん症状である萎縮性胃炎の進行度を確認できます。 |
罹患者が多い年齢 | 40歳代から増加傾向であり、特に男性では、60歳代から急激に増加 |
前立腺がん(40歳以上の男性のみ)
検査内容 | 血液中のPSA(前立腺特異抗原)を測定 |
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検査の目的 | 前立腺がんは中高年齢者に多く見られ、がんの中では成長速度の遅いがんです。早期に発見すれば治療効果の高いがんです。 |
罹患者が多い年齢 | 50歳~70歳代 |
子宮頸がん(女性のみ)
検査内容 |
膣内細胞中における異型細胞(がんの疑いがある細胞)の所見の有無 |
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検査の目的 | 子宮頸がんには入口に近い場所にできる頸がんと奧の方にできる体がんがあります。日本人の場合、80%以上が頸がんです。スポンジで子宮膣部をこすり、採取した細胞を検査して異常がないかを調べます。 |
罹患者が多い年齢 | 20歳~50歳代 |
肺がん(喀痰細胞診)
検査内容 |
痰の中に、気管支などの肺門部にできたがん細胞の一部が紛れていないか判定 |
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検査の目的 | 肺門部にできる、主に扁平上皮がんが見つかりやすい。喫煙者や咳・痰が気になる場合、胸部エックス線検査と組み合わせると効果的です。 |
罹患者が多い年齢 | 40歳代から増加傾向であり、好発年齢は60歳~70歳代 |
対象者
30歳以上の被保険者及び後期高齢者組合員の方
(当年度中に30歳になる方も対象になります。)
費用
無料(当国保組合負担)
注)ただし、申し込み後のキャンセルなどで検査を受けなかった時の検査器具代は自己負担となりますのでご注意ください。
申込方法
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- 国保だより3月号に同封の「郵送検診申込書」に必要事項をもれなく記入し、国保組合に郵送又はFAXでお送り下さい。また、申込書に記載のQRコードからの申し込みも可能です。受付期間は3月中旬~4月30日です。
- 5月中旬以降に、委託業者より組合に登録している住所へ、検査キットが送付されます。到着後はすみやかに検査を実施し、返送をお願いします。